ご挨拶
こんにちは、Atelier Raman【アトリエラマン】のデザイナー兼職人でもあるRamanです。
本日は革小物を作るときのクオリティを上げるコツのご紹介です。

私が意識していること
まず私が小物製作で意識しているのは、カッティングです。
カッティングとはパーツの切り出しのことです。そのカッティングを含めると3つ意識している事がありましたので、ご紹介します。
1:正確な型紙【パターン】
小物の場合は特にミリ単位で正確性が求められる作業なので、正確なパターンが必須です。
量産の場合は抜き型を作って、プレス機で抜くのですが、コストと型の保管場所をかんがえると、手断ちがベスト。
量産にはない、味もでますよ!ただ、カッティングスキルが求められるので、慣れるまでは直線的な物を作る方がおすすめですよ!
2:細かいパーツを切り出す道具
カッティングの際、小回りが多い物だと、革包丁ではカットが困難です。出来るだけ、先の細いカッターの方が曲線には強いです。
そんな直線と曲線でカッターの使い分けがおすすめ。
3:コバ処理
小物やバッグにも言えますが、革の断面の処理をしっかりすると80点のものが120点に見えます。
タンニン系の革ならしっかり磨いてあげること、クローム系の革は折り返してコバを隠したり、固めて色を乗せたりやり方は、色々あると思いますが、大切なのは輪郭を綺麗に見せる事だと思います。
以上、この3つが、Atelier Ramanのデザイナー、職人として、革小物を綺麗に作るコツです。
ここまで「製作背景」をご覧頂き、ありがとうございます。
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