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2020-09-02

形ヘのこだわり

Atelier Raman(アトリエラマン)の作品の形のこだわりについて

私は理系大学出身で、不規則な形よりは論理的で幾何学的な形、数学の方程式や、化学の化学式など常に答えがあるものと触れ合っていました。
そのためか、個人的に好きな形は、計算されたような隙のないカタチです。

それは、バッグでも洋服でも、形がしっかりとして洗練されたラインのみ構成されているものです。自分が鞄職人でもあることから、かっちりとした雰囲気が心地よく感じています。
洋服のパターンメイキングの際は、布だけど、しっかりとしたラインが出るものを好んで作っています。

自分がレディース服のパターンメイキングを学んでいた時、ふんわりとしたラインを出すのに苦戦しました。
どこか無意識にビシッと仕上げてしまう、体が勝手に動いてしまう感じです…笑

自分の長所を生かそう。
それも個性と捉えて、今は自分のパターンは、言わば「かっちり系」だと胸をはって言えます。
パターンメイキングはそんな心構えでやっています。

洋服の中でも、シャツはカッチリとした雰囲気にあってると考えています。
レディースて培った、ふんわりとした雰囲気も少し足しながら、Atelier Raman(アトリエラマン)のシャツは生み出されています。

立体裁断だからこそ実現できる柔らかさの中にもパリッと締まりのある、無駄のないシルエットのシャツに仕上げているので
是非一度、袖を通して良さを体感していただければなと思ってます。

イベントなどでは実店舗でもお目にかかれると思いますので是非一度ご覧ください。

ここまで「デザイナーの想い、考え」をご覧頂き、ありがとうございます。

 

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