マーキングってご存知ですか?
簡単にいうと、「ここを裁断しますよ〜」という目印を付けることです。
今回は革のマーキングについて
革をマーキングするには、を 「銀ペン」【銀色のインクの入ったボールペンみたいなもの】で型紙の印をつけていきます。
※印つけずに、直接型紙のせて切っていく場合もあります。
Ateleir Raman(アトリエラマン)では革の取り都合を最大限生かすため、必ずマーキングします。
マーキングする事で、大きな傷やシミ、シワを事前に回避することもできます。
他にも、
・革の取り都合
革は素材の中でも、高価で固体ごとに形が変わってきます。もちろん仕入れも革1枚単位での大きな仕入れとなります。
出来るだけ余す所なく使いたいと言うのが、製作者の本音ですね!
生地の場合だと、計算で最善の用尺は出せるのですが、革は形や状態がそれぞれ異なるので、実際にパターンを置きながら、マーキングすることで取り都合良く裁断することができます。
細かい革の状態を、デザイナー自身の目で確認する意味もあります。
・作品への影響
革の組織は繊維状になっているので、裁断する部位によって、作品の仕上がりが変わってきます。特にバッグ、ベルトなど大きなパーツは、裁断する方向まで適性があります。
手間のかかる作業ですが、ひとつ一つのデザイナー自身が確認することで、納得いく作品を生み出しています。
・環境への配慮
革は不規則な形でで、傷やシワが多い素材です。だからこそ、使用できない部分も多くあります。
出来るだけ、小さいパーツで利用しながらも、どうしても使えない部分は廃棄します。
生産者から出るゴミを出来るだけ減らして、少しでも、環境に配慮できればなという思いでマーキングしています。
なので、近々、小物を作ってプレゼント企画なんか考えています。是非ご期待くださいね〜♪
ここまで「製作背景」をご覧頂き、ありがとうございます。
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