アイロンは、皆さんの生活にも馴染みのある道具です。
これは、洋服・バッグ製作においても重要なツールといえます。
今回は製作のどんなシーンでアイロンが必要なのかピックアップしてみました。
・地直し
ほとんどの生地場合、仕入れた時に、繊維が大きく歪んでいます。
そのままの状態で、裁断、縫製すると、洗濯した時に、大きく縮んだり、シルエットが崩れます。
その生地の縮みを防いだり、歪みを直すのが「地直し」という技術です。
生地の組成によって方法が変わりますが、
一度、水に浸して吸わせます。
その後、脱水し、アイロンで繊維の歪みを直していきます。
・折り目
シャツで例えると、
袖口の剣ボロ、エリ、ガジェットなど細かいパーツを作る際もアイロンワークが肝となります。
正しく縫製するには、アイロンで綺麗な形を形成する必要があるのです。
・縫い目を整える
ミシンをかけた後に、さっと縫い目にアイロンをかけると、糸が綺麗に締まります。縫製の小技にも必須です。
・仕上げ
シャツなど、縫製から仕上がった直後は、シワくちゃです。(職人が頑張った証)
プレスでシワを取ることで、いつも店頭で目にする綺麗な状態に仕上がります。
最近は、化繊・形状記憶生地など、シワになりにくい素材も増えていますよ。
・購入後
これが一番重要です。
シャツは、使用のたびにアイロン(もしくはクリーニング)した方がいいと考えています。
プレスした洋服はいつもの二倍美しく、
着てる人も2倍以上も美しく引き立てます。
私自身、洋服の製作をするまで、アイロンがめんどくさくて敬遠してきました。
アイロンのかかった綺麗な服は、シワくちゃなブランド物以上に見える。
ということに、つい最近気づいたのです。
もし、アイロン持ってない方がいらっしゃいましたら、すぐに、ご購入をお勧めします。
温度調整できるものがオススメですよ。
アイロンについてはまた詳しく書きますね!!
ここまで「製作背景」をご覧頂き、ありがとうございます。
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