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2020-09-20

【製作背景】良い縫製とは?

みなさんは、洋服やバッグ、小物を選ぶ時に「縫い目」を気にしますか?

 

糸で縫うことを「縫製」といいますが、自分も職人になるまで気にしたことがありませんでした。

私の考えでは、良い縫製は、”使い手をを想像した縫製”だと思います。

 

使い手を想像すると、この作品はどんな使い方をするのか?

イメージすることができます。

 

・糸自体の強度(糸の太さ)

・縫製方法(手縫いかミシン)

・縫製のパターン(縫代の処理の方法)

 

Atelier Raman(アトリエラマン)では主にこの3つの要素を組み合わせて、目的に合った縫製を行います。

そして、ミシンや手縫いを最大限生かす技術も必要になります。

 

ミシンの場合は、糸の調子を合わせることが重要です。

糸調子を完璧に合わせることで、ミシン本来の能力を充分発揮できます。

※糸調子を合わせる:ミシンの上糸と下糸の強さをバランスよくすること

糸調子が合っていない縫製は強度が弱くなります

 

また、針の太さ、糸の太さを生地に合わせて変えます。

シルクなどの生地に太い針を突き刺すと、生地が痛んでしまいます。

厚い革などを細い糸、針で縫うと、目飛び(縫い目がとぶこと)したり、糸が切れたりします

手縫いでも同じです。

 

アトリエラマンでは縫製箇所ごとに縫製方法を変えています、

どんな使い方をされるのかイメージしながら作るだけで、縫製方法が自然と見えてきます。

 

まだまだ縫製にはポイントがたくさんあるので、また徐々に紹介しますね。

ここまで「製作背景」をご覧頂き、ありがとうございます。

 

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